がま口バッグの肩紐の品質が著しく落ちました。
今回のロットがたまたま品質が落ちてしまった…ということなのかなぁ…と、思ったりするわけですが、次回のロットがもとに戻る保証もない。
さて、どうするか…?
1.この品質のまま使い続ける。
2.値段は上がるが上の品質のものに変える。
まぁ、悩むまでもなく「2」を選ぶわけですが。
もともと上の品質のものは、今まで使ってきた品質が落ちる前のものと比べても明らかに良いものです。
太く硬くしなやかで…。きっと私のがま口バッグたちにも映えるはずです。
ただ、値段は今までの3倍。
それでも、まだ出来合いの持ち手より自分で作れば安くなるので、作る以外の選択肢は無いのです。
値段の壁はモノづくりをする人間はよくぶつかるもの。ただ、可能であれば奥の手は使いたく無い…しかし…
ぐるぐる考え考え出した答えは、「奥の手を使って、品質の良い持ち手を使ってバッグを作る」というものでした。
奥の手すなわち「値上げ」。
と、いうわけで大変申し訳ありませんが、良い材料を使うために、がま口バッグを値上げしていました。
本当に申し訳ありません…。
さて、この持ち手用の合皮、太く厚くなった分今までの金具ではサイズが合わず使えなくなってしまいました。
次回のがま口バッグをお出しするイベントは5月を予定しているのでまだ時間はありますが、早めにと注文しておいたのが、写真のスナップフックです。
ついでに在庫が乏しくなってきた、小さいスナップフックも一緒に注文しています。
ここの問屋は納得の品質でいつも大満足です。
少し前に、浮気しようとして失敗したのですが(その記事はコチラ)、代わりの問屋は未だに見つからず。
この問屋さんの圧倒的な品質の良さに、ある日突然いなくならないことを祈るばかりです。