『無地は茶色で柄は地味で』
と、いう依頼品の畳縁のショルダーバッグです。
派手という依頼も難しいのですが、地味という依頼もまた難しいですね。
私には『好みの組み合わせ』というものがありますが、それは派手か地味かでは無く、好きか嫌いかで決めているので、こういった依頼は悩むところです。
そもそも私のセンスはイマイチですからねぇ。
せいぜい同系色や相対色の組み合わせから外れないようにするのが精いっぱい。
目を見張るほどのセンスを持つ人を羨んでばかりです。
今回のバッグのサイズは30cm×30cm。内側に大き目のポケットがひとつ。
肩紐は少し太めの3.5cmにしています。
マチは小さ目にとりましたが、使っていくと柔らかくなるので幅のあるものを入れても問題あまりないでしょう。
今回の2つのショルダーバッグはデザインが少し違います。
こちらはマグネットボタン付きのベルトを取り付けています。
初期の頃から制作しているショルダーバッグです。
もうひとつは、最近好評をいただいているペーターバッグ。
マグネットボタンが内側についています。
どちらのバッグも肩紐の長さ調節が出来ますので、お好みの長さにしてお使いいただけます。
私個人は後者のペーターバッグが好みですが、今回ご依頼頂いた方はどちらを好まれるのでしょうか?