厚ければ厚いほど良いかと思ったんだが

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ワインレッドの合皮を使ってA4横サイズの大きめがま口バッグを作ってみました。

この合皮、色も触り心地も、しっかりしているところも、とても気に入っているのですが、問題がひとつ。

厚すぎるのです。

ミシンで縫えない程ではないのですが、厚すぎて今まで制作してきた方法で内布を取り付けてしまうと口金に入らなくなってしまうのです。

厚くてしっかりしていて出来上がりが格好良くなるのでなんとかしたいなぁ…と、実はここ数日あれこれ考えていました。

真っ先に思いついたのは内布無しで作ること。

一時期内布無しのポケット1個verのがま口バッグを制作していた頃がありましたが、今回作りたいのは内側2個ver。

ポケットをベロのように作り縫い付けるタイプでしたが、このベロを2個作るのはどう見ても格好悪いので別の方法で解決しなくてはなりません。

これがかなりな難題でした。

途中で、内布をなんとか取り付ける方法を探したほうが早いかと思ったのですが、結局それもうまくいかず。

そもそも気になっているのは縫い目のことなのです。

ポケットを単純に内側に縫い付けてしまっては外に縫い目が、外側に縫い付ければ内側に、当然ながらそのポケットの縫い目が見えてしまいます。

内側だけ縫い目が見えるならいいのですが、外側の何も無いところに縫い目が見えるのは自分的にはアウトなのでどうするか…

考えに考えて作ったのが今回のがま口です。

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内側と外側の同じ位置に同じサイズのポケットを取り付けました。

外側ポケット+本体+内側ポケットという本体をサンドして一気に縫ってしまいました。

こうすれば、外側の何も無いところに縫い目がつかず、しかも希望通りにポケットを内側に2個つけることも可能になります。

まぁ、内側と外側には同じサイズのポケットをつける必要があるわけですが。

ポケットのサイズとか、がま口バッグのデザインとかもう少し直す必要がありますが、ポケットの件が解決出来たことは本当に嬉しい。

年末年始のイベントにはこのがま口バッグを沢山持参したいですね。

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