ある日、最近お世話になっている時計の問屋さんに、
『色はアンティークゴールドで、蓋はツバサ、文字盤はこれで、裏蓋はこのデザインで作ってくれませんかね?いつものロット数で』
と、チャットで話かけてみました。
過去の経験から、いつも注文しているロット数ではこういった『イージーオーダー(もしくは完全オーダー)』は引き受けて貰えないことは分かっていたのですが、駄目元でお願いしてみました。
この問屋さん、他では見ない文字盤が使われた時計の取り扱いをしているのですが、その文字盤が使われている時計本体のデザインが私の好みでは無いのです。
でも文字盤のデザインはすごい好みで、すごい欲しいものがいくつもあるのです。
ああ…この蓋でこの文字盤だったら…と、何度も何度も想像して…
そして話は冒頭に戻ります。
『いいですよ。ただ、オーダー品となるので納品が少し遅れます』
と、返されたのは最初の質問の直後。まさに即答でした。
ええええええ!!
マジで?
…うっかり、日本語で話掛けちゃう所だったよ…ははは。
駄目元でのお願いだったので、よもやあっさり引き受けてくれるとは!!
今までの問屋に踊らされていたのかなぁ…私は。
『勿論、OKだよ。すぐに支払うよ!』
浮かれに浮かれて、その場で一気に支払いまで話しを進めてしまいました。
納期なんか多少かかったっていいもの。デザフェスやスパークあたりに間に合えば。
と、思っていたのですが…
『今日、DHLで発送完了したよ!来週中には届くと思うよ。まっててね』
という驚愕のメールが届いたのが支払いが完了してからわずか1週間ほど。
納期は1ヶ月から1ヶ月半をみていたので、もうびっくりするしかない。
マジで、踊ってたんだなぁ。私。とほほ。
こんなに早ければ大阪インテのスパコミにだって間に合うじゃん。
などとニヤニヤ待機していて届いたのが写真の時計です。
表と裏蓋のデザインについては前々から入手し続けている手巻き時計ですから、特に目新しいものはないんですけどね。
今回の一押しはこの文字盤。
もうさ~…今回の注文はこの文字盤の時計が欲しいってところから始まったわけですよ。
写真だとその魅力が三割減なのが残念で仕方ない。
すごく格好良いので、是非是非写真を拡大してみてやってください。写真をクリックしていただくと拡大してご覧いただけます。
昨日夜到着してただ今動作確認中。
確認出来たものから作品作りを始めています。
これはウチの定番のバッグチャームです。でっかい鍵とでっかい羽根のチャームを取り付けています。
さぁ、大阪の新作はコレで行きますよ!