多分これなら

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接着剤verのがま口バッグ完成しました。

結構サクッと仕上がりましたよ。サクッ。

無地+柄物の畳縁を組み合わせて仕上げています。

肩紐も畳縁で作り、ポケットは内側にひとつ。

難無くここまで来られたのは、きっと件の型紙のおかげだなぁ。お世話になりました。

 

ただ、問題はコレから。

と、いうか一番の難所なんだよなぁ。

接着剤verのがま口は縫うより早くしかも綺麗に仕上がるという大きな利点がありますが、どうしても強度の面に不安が残ります。

作り方サイトをあちこち見て回って思ったのは、

『木工用ボンドはバッグに使って大丈夫か?』

と、いうこと。

がま口のサイトで使われているのはほとんどが黄色い容器に赤い蓋のあのボンドです。

まぁ、回ったサイトのほとんどはバッグではなくポーチとか小銭入れの説明ばかりでしたが。

ポーチとか小銭入れとかなら重くなったとしてもたかが知れています。

ですが、私が作りたいのはバッグ。

女性のバッグは重いのが当たり前。大きければ大きいだけモノを入れちゃうのは仕方がないのです。

そんなバッグがはたして木工用ボンドで支えきれるのか…?

多分無理だよね?

『実は構造上、木工用ボンドで全く問題は無いんだ』とか、

誰かが宣言してくれれば安心出来…ねーな。多分。

経験値が低すぎて余計なこと心配しちゃうんだ。

でも、コレすごい大切なことだよね?

だって、出かけた先で口金と本体外れたら致命的。その後は間違いなくブルーだもん。

私がそうなったら、一番近くの店でバッグ買っちゃうと思う。

だから、そうならない為に出来うる限り強度を高めたいのよ。

昨日説明書き忘れたんだけど、今回の口金、ネジ留め式の口金です。

注文してから気づいた。

商品写真確認したらポツポツ穴が開いてて、『ナニコレ』状態。

ネジ締め口金ってどうやって使うのよ?

ってことになったんだけど、接着剤verと同じように制作しちゃっていいか…って思い直して、ネジのことはスルーすることに。

接着剤のことでアレコレ考えて、あちこちのサイト覗いてみたところ、こんなサイトを見つけた。

http://pignolino.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/1_e7a3.html

↑ Pignolino たかし日和。

ここでがま口の作り方…というか、作っている内容をブログにアップしてるんだけど、その中で、

『男ならアロンアルファでくっつけましょう』

って。

そうかそうだ。アロンアルファだ。

『女でもアロンアルファですよ。たかしさん』

と、いうことでホームセンターに行って早速アロンアルファを用意。

ここで注意したのは、すぐに固まらないこと、ノズルであること、仕上がりで透明であること。

ゆっくりゆっくり作りますから、すぐに固まったら危険です。ゼリー状であることも外せない条件です。

口金の隙間は狭いのでノズルで奥に差し込んで注入。

きっとはみ出すので、仕上がりが透明であれば目立たない。

ここまでくれば、もう安心。

きっとアロンアルファが私の強い味方となって素敵なお出かけライフを約束してくれるはずです。

完全に固まるまで待っている間、ふと気づきました。

ここで更にネジを締めたらどうだろう?

がま口に畳縁をねじ込んでいる時に思ったのですが、ネジを固く締めれば布に噛み合わさり良い感じに引っかかりになるのではないかって。

正しいネジ締め口金の使い方は生地に穴をあけてそこにネジを通して締めるようです。

今の私にそんなスキルは無いので口金を取り付けた後、更にネジを締めるくらいしか出来ません。

口金にはネジの穴が16個開いており、コレを締めればよい感じに固定できるかも。

そもそも、ネジ締めたところでがま口本体自身には邪魔にならないはず。

早速、精密ドライバーを持ち出してネジを締めてみました。

案の定、カシメる前の口金から覗いてみれば、ネジがしっかり生地に噛みついています。

おおお。コレすごい。

アロンアルファ + ネジ締め

予想以上に強度が上がったはずだ。

…あくまで予想ですよ?

実際はわからないので、当分の間、私が実験台として使い続けてみようと思います。

ひとまず、2リットルのペットボトルを入れて1時間の買い物をしてみましたがびくともせず。

力いっぱい口金と畳縁を引っ張ってみましたが、こちらも問題ありませんでした。

ただ、接着剤は痩せるといいますから、もっともっと使い込まないとわかりませんが。

『ひとまずは安心だ』という仕上がりになったと思います。

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