どの世界にも流行り廃りはあるわけでして。
当然ながら畳の、特に、畳縁の世界にも色柄の流行があります。
『濃い色柄は流行らないんだよ』
と、畳職人の叔父からの言葉。
先日譲り受けて来たばかりだったのですが、やぼ用で畳縁を再度譲って頂くことになりました。
私が譲り受けて来る畳縁は流行り廃りの『廃り』の方。
今は使わなくなってお蔵入りとなった、いわゆるデッドストックの畳縁になります。
濃い色柄は流行っていないそうですが、無地と合わせると柄部分が強調されて良い感じに仕上がります。
バッグの柄に好まれるのは、むしろくっきりはっきりした幾何学模様や家門のような和風柄。
畳縁としては流行らなくなってしまった色柄の方が人気があります。
写真は今回新しく譲り受けてきた畳縁の一部。
なんだか青っぽく映ってしまいましたが、きれいな藤色です。
この縁は色は濃くないですが、不人気なんですって。
確かに薄紫色の畳縁の畳って場所を選びそうだわ。無難な色の畳縁ってやっぱり緑とか黒とか紺なんだろうなぁ。
藤色に合う無地の畳縁はどんな色だろ…?
無地の畳縁と色柄合わせを楽しもう。