うすうす失敗と気づいていたが

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口金のサイズが18cmくらいのまん丸い合皮のがま口バッグを作ってほしいという依頼を頂きました。

普段制作しているのはA4サイズが余裕で入るサイズのがま口バッグばかりで、小さいサイズのがま口バッグはあまり制作していません。

ただ、スタンダードながま口であれば大きくても小さくても作り方そのものはあまり変わらないので、そんなに難しいこともないだろうと思っていました。

とはいえ、イベントでお出しするようながま口バッグとは異なり沢山作ることも無いので、今回は型紙おこしからではなく、販売されている型紙でサクッと仕上げてしまうことにしました。

がま口作る人なら誰もが知ってらっしゃる超有名サイト、手作り屋・万莉さん(http://mari.ocnk.net/)の型紙です。

作りやすく失敗が少ないと評価が高い型紙です。

全材料も揃い、さぁ作るぞという段階までで1週間程度。

実は、この時点で、「口金の合皮を差し込むところが狭いみたい」ということに気づきました。

試しに合皮1枚を差し込んでみればぴったり隙間もないくらい。

通常口金に生地を差し込んだ後に、隙間を埋める為に紙紐を押し込んで口金が外れないようにするのですが、この隙間がほとんど無いのです。

…紙紐入らないけどどうしようか…

…うーん。と、しばらく考えて「紙紐いらなくね?」という結論に達しましたw

隙間ないなら問題ないんじゃない?

と、思ったのです。テスト使用するなりして様子見もするわけですし…。

しかし、この時点で気づくべきだったんですよねぇ。

口金に差し込むのは、実際のところ「合皮一枚だけじゃない」ってことに(苦笑)

説明書をあまり読まない又は読みながら制作していく性分なので合皮を縫い合わせて2重3重になる箇所があることは縫い終わって差し込む段階で「あっ…」と、気づきました…orz

その上、先ほど申しましたように、合皮1枚差し込んだ時点でそれ以上生地が入る隙間が無いのに、生地裁断して内袋も作ってしまっていたんです。私。

…合皮を差し込んでみた時点でなぜ気づかない…!!

と、一人で突っ込んだわけですが後のまつり。

これ以上作り続けるはちょっと苦しい状況になってしまいました。

その後、ここまで来てあきらめるのはちょっと惜しいのと、今後同じようなものを作る時の練習も兼ねて、知恵を絞ってどうにか最後まで作ってみることにしました。

続きは明日アップします。

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